世界遺産登録に向けた中期目標を決定!

平成25年6月12日に開催された、「四国八十八箇所霊場と遍路道」世界遺産登録推進協議会 平成25年度総会において、香川県の天雲副知事から、以下の中間目標について発議がなされ、全会一致で承認された。

中期目標 平成28年度に「四国八十八箇所霊場と遍路道」が世界遺産の国内暫定一覧表へ記載されること
発議理由  「四国遍路」は、人々にいやしと救いを与え、受け継がれてきた四国を代表する文化遺産であり、これを将来に向けて、保存・継承していくために四国が一つにまとまって取り組むことは、四国を世界に向けて発信することにもつながり、大きな意義を持つ。四国4県と関係58市町村では、平成19年12月に「四国八十八箇所霊場と遍路道」を将来に保存・継承していくため、世界遺産への登録を提案したが、暫定一覧表への記載は見送られ、提案書の主題に基づいて作業を進めるべき「カテゴリーⅠa」に分類されるとともに「資産の保護措置」・「顕著な普遍的価値の証明」という大きな2つの課題を与えられた。四国遍路の世界遺産登録に向けて、厳しい道のりではあるが、本協議会の構成員が一つにまとまって取り組むため、中期目標を定め、協議会各構成員が具体的な取組みを行っていくこととする。
具体的取組 〇「四国八十八箇所霊場と遍路道」世界遺産登録推進協議会及び各構成員においては、各部会を中心として平成28年度までに次の具体的取組を進めていく。〇「資産の保護措置」部会については、全ての札所寺院の一括史跡指定を目指していたが、文化庁から一括指定は困難であると指摘されたため、今後、次のような取組みを行っていく。
・遍路道と札所寺院を一体的に史跡に指定していくこととし、まず、各県1ヶ所以上の遍路道と札所寺院を一体的に史跡に指定するモデル地区を確立し、史跡指定を重ねて構成資産の充実を図る。
・史跡以外の、新たな四国遍路にふさわしい保護手法の考え方を確立する。
〇普遍的価値の証明については、「普遍的価値の証明」部会において抽出した課題について、国内外の類似資産との比較等の研究を行い、世界遺産にふさわしい四国遍路の価値についての考え方を確立する。〇世界遺産登録に向けて、「受入態勢の整備」部会を中心に、受入態勢の整備を進めるとともに、「普及啓発」部会を中心に、機運の醸成を図るための普及啓発活動に取組む。

コメントは受け付けていません。