「普遍的価値の証明」部会 -23年度第一回部会の開催- [2011.06.06]
平成23年6月6日(月)、香川県庁において、「普遍的価値の証明」部会の23年度第一回部会が開催された。 同部会では、平成22年度部会活動報告について報告するとともに、平成23年度部会活動計画及び予算(案)、「普遍的価値の証明」部会会計及び処務規定(案)の2議案が審議され、承認された。
(平成22年度部会活動報告)
(1)「普遍的価値の証明」部会等の設立
- 平成22年9月28日(火)に「普遍的価値の証明」部会を設立
- 構成メンバー(7団体で構成) 四国国立大学協議会、徳島文理大学、四国大学、四国4県
- 同日付で、四国遍路の顕著な普遍的価値を証明するための「普遍的価値の証明」研究会を設立
(2)活動内容
①「普遍的価値の証明」研究会の開催
○四国遍路の顕著な普遍的価値の証明について検討
- 第1回「普遍的価値の証明」研究会の開催(平成22年9月28日)
- 第2回「普遍的価値の証明」研究会の開催(平成22年11月6日)
○構成メンバー(四国内の大学の代表者8名と空海研究者1名)
②文化庁記念物課世界文化遺産室等との協議
四国遍路の顕著な普遍的価値の証明についての検討内容や今後の進め方について、世界文化遺産室と世界遺産登録に精通する筑波大学稲葉教授と協議
(平成23年度部会活動計画)
1 部会活動計画
今年度は、「普遍的価値の証明」研究会での検討結果や文化庁等との協議結果をもとに、国内での四国遍路研究の第一人者による四国遍路の顕著な普遍的価値を証明するための研究課題の抽出と今後の進め方を中心に戦略の検討をすることとする。
(1)事業計画
「顕著な普遍的価値の証明」検討会(仮称)を設立し、検討課題の抽出と戦略の検討を行う。
(2)今年度の予定
6月〜12月
「顕著な普遍的価値の証明」検討会の開催(複数回開催)
24年1月頃
平成23年度第2回「普遍的価値の証明」部会の開催
- 「顕著な普遍的価値の証明」検討会の検討結果の審議
- 来年度の経費について
(3)役割
「普遍的価値の証明」部会
「顕著な普遍的価値の証明」検討会や「普遍的価値の証明」研究会の調査・検討結果を審議し、今後の方向性等を決定する組織
「顕著な普遍的価値の証明」検討会
四国遍路の顕著な普遍的価値を証明するための研究課題の抽出を行う組織
「普遍的価値の証明」研究会
研究課題に即し、具体的な研究を行う組織
2 経費
「普遍的価値の証明」部会ならびに、「顕著な普遍的価値の証明」検討会に係る経費として、1,372,620円を計上する。
(「普遍的価値の証明」部会会計及び処務規程)
「普遍的価値の証明」部会の活動に必要な費用の会計処理および事務処理に関して、必要な事項を定めた規程を定める。