新シンボルマークデザインコンテストの受賞作品が決定しました!
新シンボルマークデザインコンテストの受賞作品が決定しました!
投稿日:令和4年3月31日
四国遍路のすばらしさや世界遺産登録に向けた活動をPRするため、シンボルマークデザインコンテストを実施したところ、全国から496作品のご応募をいただきました。ご応募いただいた皆様、ありがとうございました。
この度、下記のとおり受賞作品を決定しましたのでお知らせいたします。
なお、最優秀賞作品は、新しいシンボルマークとして令和4年度総会(7月頃開催予定)から使用します。
受賞作品
【最優秀賞(令和4年度総会より新しいシンボルマークとして使用)】
くにともゆかり(東京都)
〈コンセプト〉
背景の4つの半円をつなげて、「四国遍路」の巡礼を表しています。
お遍路さんを象徴するキャラクターイラストで、特に若い世代にも「四国遍路」への親しみと共感を持ってもらいたいとデザインしました。
〈協議会からのコメント〉
4つの半円は、四国の形や4県を表すとともに、「最終目的地がなく、周回することができる巡礼である」という四国遍路の特徴を表しており、世界遺産登録を目指す当協議会のシンボルマークにふさわしいと考えました。
【優秀賞】
村上 正剛(むらかみ せいごう)(東京都)
〈コンセプト〉
四国の地形をモチーフに、徳島・高知・愛媛・香川をイメージして4色でカラーリングしました。
1本のラインで構成されたフォルムは、最終目的地がなく、周回することができる四国遍路の巡礼の特長と四国がひとつになって取り組んでいる活動の協議会であること、お遍路さんと地域の人たちとの交流を表現しています。
世界遺産登録を目指す協議会にふさわしく、シンプルで力強く、一過性でないデザインを心がけました。
眞鍋 純久(まなべ すみひさ)(東京都)
〈コンセプト〉
四国4県に点在する多数の札所を巡る四国遍路は、最終目的地がなく、周回することができるという特長を「輪〈○〉」で結び、繋げて表現しました。また、四国の遍路沿いに遺される道標など、巡礼を支えるお接待などの慣習(こころの息づき、心のつながり)を「和、輪」で表し、強調しました。
日本語で「心〈魂〉」は一字で現すことができますが、世界共通語では、下記の4語のワードでないと現すことはできないので、下記の「4語」の「心」を「和〈輪〉」に見立てて表現しました。
Spirit〈生命の息吹きが宿る心〉、Soul〈魂が宿る心〉、Mind〈知性、理性が宿る心〉、Heart〈感情の宿る心〉